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新入部員の方々へ

皆さん、尺八部に入部されていかがでしょうか。

初めはとまどうことも多いと思います。楽譜が五線譜ではないことにも驚かれるでしょうし、 西洋音階との違いにも面食らうでしょう。それに何より、先輩のように音がすいすい出てこない!

とまどうのは当然です。たいていの新入生は、尺八やお琴はほとんどきいたことがない方ばかりです。西洋音階に慣れた耳には、純邦楽の音階が聴き慣れない異様な音楽にきこえるかもしれません。楽譜も音楽の時間には習いません。音の出し方もリコーダーとは違います。

それでも、あなたが尺八部に入り、このHPを見ているのはなぜか?それは御縁があったからです。

尺八部に立ち寄った理由は何でも構いません。時代劇の虚無僧がかっこいいと思った、何か楽器を始めてみたかった、日本の伝統に触れてみたいと思った、人と違ったことがしてみたかった、家の物置に尺八がころがっていた、木曜日の予定があいていた・・・。私たちもそんな理由で尺八部に入りました。でも今は、尺八の音色を心から愛し、日々さらによい音がでないか研究を重ねています。

かつて東大生の趣味のナンバーワンが尺八だった時代がありました。尺八を好きなだけ吹きたいばかりに鉱山で一山当てた人もいました。そんな時代に比べると、現在の尺八は他の楽器に比べて非常に不利な立場に立たされています。若い頃に尺八音楽を聴く機会自体が異常に少なくなっているのです。

そのような中、20歳そこそこにして尺八を聴いたり見たりするばかりでなく、触れ、先生について練習する機会に恵まれたあなたは、幸運だとしかいいようがありません。

せっかく尺八部に入ったのだから、上達しなければもったいない!初めに思うように音が出なくても心配しないで。毎週のお稽古でコツを教えていただき、毎日少しずつでも触れていけば、だんだんよい音が出るようになってきます。継続がものをいいます。

そして尺八の上達の一番のコツは、なんといっても尺八が好きになることです。そのためにも、音源をたくさん聴いて欲しいと思います。尺八曲には大きく分けて、本曲、古曲、現代曲があります。あなたはどれが好きでしょうか?初めは、何でも食わず嫌いにならず吹いてみよう。そのうちに、おのおのの魅力がみえてきます。

それでは皆さんのご健闘をお祈りいたします。